協会概要
◆目的
本法人は、日本的な進化を遂げ、今や日本の国民食のひとつに数えられるところまで定着したシュウマイの価値を広く社会に広めるために設立しました。具体的な活動としては、記念日「シュウマイの日」を制定し、シュウマイにまつわる法人・個人とともにシュウマイを盛り上げるとともに、シュウマイが栄養価に富み品質の高い極めて良好な食材であり、大人にも子供にも喜ばれる美味しいご馳走の主役であるという食育活動や、国民に広くアピールする催事等を通じて、シュウマイの消費拡大に寄与するとともに、日本に暮らすあらゆる人々が、家族,友人、仲間、恋人、あるいは一人で食卓につき、シュウマイを味わう場面を通じて、より健康で幸せな人生を送ることができる社会をつくることを目指します。
名称 | 一般社団法人 日本シュウマイ協会 |
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設立日 | 2022年6月22日 |
所在地 | 東京都中央区銀座3-12-15 銀座細谷ビル4階 |
事業年度 | 9月 |
取引銀行 | 楽天銀行 |
代表理事 | 種藤 潤(シュウマイ潤) |
理事 | 種藤 潤(シュウマイジャーナリスト/研究家) 染谷百彦(服部栄養専門学校) 山本 徹(地域貢献アドバイザー) 戸張敦仁(株式会社小洞天) |
顧問 | 佐々木淳(全国商工会連合会) |
登録商標 | 「しゅうまい協会」(登録番号 第6408038号、第6486927号) 「しゅうまいの日」(登録番号 第6323434号) |
協会設立とシュウマイ活動のあゆみ
年月 | 協会にまつわる活動 | シュウマイ業界の主な動き |
2015年 | 種藤潤が「シュウマイ潤」として シュウマイ研究を本格的に開始 | 焼売を店名にした店「野田焼売店」が 東京・駒込で開店 |
2016年 | 味の素冷凍食品が「ザ★(R)シュウマイ」を発売 | |
2018年 | TBS「マツコの知らない世界」で 「シュウマイの世界」が取り上げられ 種藤がシュウマイ専門家として出演 | 焼売酒場の先駆けとなった「焼売酒場いしい」が 九州・福岡で開店 |
2019年 | 協会設立の構想が生まれる | ビストロでシュウマイを提供していた「ミニヨン坂ノ上」が 「焼売酒場小川」としてリニューアル |
2020年 | 日本シュウマイ協会ウェブサイト立ち上げ | 「焼売のジョー」など焼売酒場、シュウマイ専門店が 全国で増加し始める |
2021年 | TBS「マツコの知らない世界」で 「餃子とシュウマイの世界」が取り上げられ 種藤が再び出演 日本初となるシュウマイ専門書 「シュウマイの本」(産業編集センター)発売 | コロナ禍の「おうちごはん」需要を受け 冷凍シュウマイの売り上げが増加 コロナ禍のテイクアウト需要も手伝い 持ち帰れるシュウマイを取り扱う飲食店も増える 栃木県鹿沼市に「シウマイ像」完成 市内でシウマイを取り扱う店が50店以上に シウマイ地域活性として注目を浴びる |
2022年 | 6月22日 一般社団法人日本シュウマイ協会設立 |
代表挨拶
「シュウマイがかわいそう」。
そんな思いから、2015年ごろから全国のシュウマイを本格的に食べ歩きはじめ、その特徴を研究してきました。そのなかで感じたのは、いいシュウマイはあるものの、それが「点」で終わり、シュウマイという広いジャンルで見られていない現実でした。
「点」が「線」となり「面」になることで、シュウマイの知られざる価値や可能性が知られ、シュウマイへの関心が高まり、市場が広がる。そこに可能性を見出した飲食店やメーカーが新たなシュウマイを作り、「面」はさらに広がっていく…そんな好循環が生まれることで、シュウマイはかわいそうな存在から脱却できると、私は推測していました。
そのためには「面」をつくる「場」が必要であり、それが本法人設立のきっかけとなりました。まずは2020年に「日本シュウマイ協会 準備サイト」を立ち上げ、個人としてシュウマイの魅力を広げる機会を作ってきましたが、広く継続的にシュウマイを盛り上げるには、企業・団体・個人がより参加しやすい場が必要だと感じ、各関係者の尽力のおかげで、2022年6月22日、「一般社団法人日本シュウマイ協会」として法人登記をすることができました。
日本シュウマイ協会は、さまざまなジャンルに点在するシュウマイ関連事業者を包み込む「皮=包み込む組織」であり、その存在を注目してもらうための「グリンピース」であると考えます。
少しでも関心を持っていただいたら、ぜひこの「皮」のなかに一緒に包み込まれていただきたいと思います。
日本シュウマイ協会 代表理事
シュウマイ潤(種藤 潤)
◆シュウマイ潤プロフィール
1977年神奈川県生まれ。大学卒業から独立し、現在はフリーランスとして取材執筆を行う。2015年頃からシュウマイ研究を開始し、インスタグラム「焼売生活」を中心に情報を発信。2021年9月現在、約1000種、約5000個以上のシュウマイを食べてきた。
2018年5月にTBS「マツコの知らない世界」でシュウマイの知らない世界を紹介。以後、テレビ、ラジオ、雑誌、新聞、ウェブなどさまざまなメディアでシュウマイについて語る。同年8月には崎陽軒社長と対談。2021年10月には二度目の「マツコの知らない世界」に餃子の専門家とともに出演した。
2019年1月には「東京シュウマイ弁当」(オーガニックキッチン)を監修。2020年7月には、東京食材活性化を目指す「メイドイン東京の会」とコラボレーションした「東京焼売」を発売。他にもシュウマイ関係のイベント企画や執筆、商品開発等を行っている。
シュウマイの活性化を、より多くの人や企業・団体とともに取り組むべく、2020年6月7日に「日本シュウマイ協会」のサイト(https://syumai.life/)をオープン。毎月26(つつむ)日の「シュウマイ食べる会」の開催、11月には共同で「シュウマイムーブメントプロジェクト」を発起するなど、活動を本格化させている。
2021年12月15日、日本初のシュウマイ専門書「シュウマイの本」(産業編集センター)を発売した。